
マルサン松並商店株式会社
代表取締役 松並 理恵
3代目・昭佳の采配で、当社は多くのお客さまに愛されながら事業を拡大してまいりましたが、2011年の東日本大震災後、昭佳は混乱の中で命を落とすこととなり、娘の理恵が32歳で跡を継ぎました。
理恵は昭佳の生前から加工場に入り、会社の業務をすぐそばで見ていたものの、社長業としてはゼロからのスタートでした。それでもきょうだいや親戚の力を借り、取引先の皆さまや市場や港の方々、行政や漁港の方々など、たくさんの人に支えられ現在まで事業を継続しています。
現在は、お家芸となったタラの加工を中心に、アカエイなどの未利用魚や低利用魚の加工と販売にも力を入れています。